JAZZ、中村照夫

JAZZ、中村照夫について

JAZZで使われる楽器

JAZZで使われる楽器

投稿日:2017年5月6日 更新日:

JAZZを演奏するにあたって、使ってはいけない楽器などありませんが、やはりインプロビゼーションには、音色も大きく影響し、過去の偉大な演奏を追う者は、同じ楽器を選び、同じインスピレーションを得ようとするのでしょう。
それにより今現在、主要となっている限られた楽器は、JAZZに選ばれた楽器ということになります。

サックス

JAZZで使われる楽器
吹奏楽の為に作られたとされる、比較的歴史の浅い楽器ですが、その新しさ故に、演奏のし易さは群を抜いており、クラッシクからポップスまで、幅広く使用されています。
JAZZにおいては、最もポピュラーな楽器と言え、アルト、テナー、ソプラノ、バリトンが主に使用されています。倍音を多く含んだ煌びやかな音色は、それだけでジャジーな雰囲気を醸し出してくれます。
チャーリー・パーカー(アルト)、ソニー・ロリンズ(テナー)、ジョン・コルトレーン(テナー、ソプラノ)などが、代表的な奏者として挙げられます。

 

トランペット

JAZZで使われる楽器

かん高いミュートトランペットの音に、ちょっとした憧れを抱く人も少なくはないでしょう。そのエロチックとも言える、ムーディーな音色は、メロディアスなバラードにぴったりです。
いわゆるラッパ的な楽器を元祖とした歴史は古く、何千年前にも遡るそうですが、現在でも、いたってシンプルな構造は原始的な趣を感じます。
ルイ・アームストロング、ディジー・ガレスピー、マイルス・デイヴィスなど、偉人と呼ばれるJAZZマンにトランペット奏者は多いです。

 

ピアノ

JAZZで使われる楽器

クラッシク音楽に負けず劣らずの、JAZZに欠かせぬ楽器の一つ。
単体での演奏を得意とし、コンボやビッグバンド、歌の伴奏では、その重厚な和音で、見事な引き立て役となります。
流れるような運指と、ステップを踏むかのような、リズミカルなコンピングは、繊細かつ軽快で、他の楽器には真似できないゴージャスな和音は、この世の全ての感情を表現してしまうかのようです。
特に和音の作り方には、演奏者の個性が出やすく、JAZZピアノの聴きどころの一つです。
デューク・エリントン、セロニアス・モンク、ビル・エヴァンス、なぜかピアノ演奏者が知的に見えてしまうのは、私だけでしょうか。

ウッドベース

JAZZで使われる楽器
エレクトリックベースとは全く違う、大きな外観と音色は迫力満点。
特にコンボでの演奏に、絶大な安定感を与えるこの楽器は、一見脇役以外の何物でもない印象がありますが、居るのと居ないので大違い。強烈に記憶に残るソロ演奏の後ろでいつも聴こえる4ビートの低音は、本当はこっちが主役なのでは、という気持ちにもさせてくれます。直立不動の仁王立ちで、黙々と演奏する姿は、まさにバンドの大黒柱といったところでしょう。
ポール・チェンバース、ロン・カーターなどは、モダンジャズの大黒柱たる存在でした。

 

ギター

JAZZで使われる楽器

JAZZで使用される楽器としては、少し異色とも言えるギターですが、ロックやポップスなどと違い、JAZZならではの音色や演奏方法は、また格別です。
フルアコ(フル・アコースティック)と呼ばれる、ピックアップ付きのアコースティックが、一般的にJAZZギターとしての認知度が高く、フラット弦を使用した、太く、立ち上がりが悪いが、温かみのあるサウンドが特徴的です。
チャーリー・クリスチャンを筆頭に、ウェス・モンゴメリー、ケニー・バレル、ジョー・パスなど、モダンジャズの名手達は、実に個性派揃いです。

その他、エリック・ドルフィーのフルートやミルト・ジャクソンのヴィブラフォン、バディ・デフランコのクラリネットなども有名ですが、そのJAZZで使用される楽器としては、あまり馴染みのない音色以上に、個性的な演奏となっており、楽器を選ばないJAZZという音楽の本質をも表現しているようです。

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