JAZZ、中村照夫

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JAZZのおすすめ曲

JAZZのおすすめ曲

投稿日:2017年5月20日 更新日:

JAZZのおすすめ曲

JAZZスタンダード曲の多くは、もともとはミュージカルや映画音楽の為に作られたものが多く、それをJAZZミュージシャンが取り上げ、インプロビゼーションし易いようにアレンジを施し、数々の演奏の中で成り立ったとされています。その為、作曲者の中にはJAZZとはあまり関わりのない人もいて、有名なジョージ・ガーシュウィンやコール・ポーターなどは、そのおかげで、より幅広く名声を広められたと言ってもいいのではないでしょうか。

JAZZミュージシャンの中では、デューク・エリントンやビル・エヴァンスなどが有名で、優れた楽曲を自らの演奏で、最高の形で記録を残し、今でも数多くの演奏家に好んで演奏され続けています。

JAZZの曲である以上、聴き手はテーマよりも、インプロビゼーションに趣を置きますが、楽曲そのものが素晴らしいスタンダード曲のおすすめを紹介します。

 

Autumn Leaves(枯れ葉)

元はフランスのシャンソンのスタンダード曲で、ミディアム、スローテンポの哀愁漂うマイナーメロディーはあまりにも有名。

JAZZに馴染みのない人でも、聴いたことがあるであろうこのバラードは、数えきれないほどの録音が残され、様々な演奏で楽しめます。

セッションでの楽曲としても、よくチョイスされる、最も有名なJAZZスタンダードナンバーと言っても過言ではないのでしょうか。

 

Confirmation

モダンジャズの父と呼ばれた、天才アルトサックス奏者、チャーリー・パーカー作曲のブルース。

踊りだしたくなるような、軽快なメロディーのテーマから、のびのびと気の向くままに溢れ出す即興演奏はパーカー節全開であり、後の名プレーヤーによって、なぞり尽くされたツーファイブのフレーズも、やはり元祖は違うのか、いつ聴いても新鮮な感じがします。

この曲に限らず、何を吹いてもパーカー節になってしまうワンアンドオンリーさは、時に、一本調子ともとれますが、パーカーを聴かずしてJAZZは語れない、登竜門的な名演です。

 

‘Round Midnight

奇才、セロニアス・モンク作曲の辛口バラード。

Autumn Leaves同様に、様々なJAZZミュージシャンによりカバーされた、スタンダード中のスタンダードで、特にマイルス・デイヴィスのかん高いトランペットによる、都会的で、クールな演奏は、この曲が持つイメージにぴったりはまり、原曲以上に有名な名演奏の一つとされています。

ただ、モンク自身によるピアノソロでの演奏は、他のカバー演奏と異なり、ガサツさと繊細さが同居するような、少し狂気じみたイメージがあり、これらを聴き比べてみるのも面白いでしょう。

 

So What

文字通り、「それがどうした」と言わんばかりのクールな曲調は、モードジャズという新しいスタイルを用いた、革命的なスタンダードナンバー。

淡々としていながらも、メロディアスなフレージングはマイルス・デイヴィスならではの演奏で、その完成度の高さは、歴史に残る名盤、名演奏の一つとして、JAZZ界の金字塔とされています。

レコーディングに参加した当時のメンバーの演奏も素晴らしく、マイルスの優れた楽曲、演奏、その才能に刺激を受け、そのポテンシャルを最大限に発揮しているようです。

 

Giant Steps

目まぐるしく変わるコード、転調をハイスピードで繰り返す、ジェットコースターのようなこの曲を聴いていると、作曲者ジョン・コルトレーンが自らの表現の限界と偶発的に垣間見えるその先を期待しているかのような、ある意味、マゾスティックな感じすらしてきます。

シーツオブサウンドと呼ばれる、ジョン・コルトレーンの演奏の代表的な媒体となりますが、名演奏と評される中にも、ビバップの呪縛から逃れようと、もがき苦しむ姿とも見て取れます。

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目の前の大きな壁を乗り越え、さらなる自由を得ようとするJAZZマンの姿に名曲以上の感動を覚えます。

JAZZスタンダードの名曲をあげれば、きりがありませんが、作曲者の意図と演奏者の意図が全く異なってくる場合の面白さなど、自分なりの楽しみ方と、自分なりの名曲はある程度定まってきます。飽きればまた別の楽しみ方を模索したり、見つからなかったり、少し考え込んでみたりすれば、それはもうJAZZミュージシャン同様と言ってもいいでしょう。

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