JAZZ、中村照夫

JAZZ、中村照夫について

JAZZの魅力について

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JAZZの魅力について

世の中には様々なジャンルの音楽があり、聴き手がより解りやすく楽しむための情報として、更に細分化されています。JAZZにもそれ相応のカテゴリーが存在しますが、音楽の性質上、その本質を楽しむことにおいては、あまり意味を成さないことでしょう。

例えば、良い意味で、音とともに、ビジュアルや雰囲気などのイメージも重要とするロックなどと違い、純粋に演奏者の出す音のみに没頭できるJAZZは、どの様な曲調であろうとも、その魅力を見出すことができます。

 

即興演奏

JAZZの最大の魅力は、なんといっても即興で演奏される音です。その時のひらめきで音を出すことで、初めてJAZZとして成り立ちます。どんな楽曲を用いようとも、その楽曲に基づいたルールに沿った即興演奏をすれば、JAZZになるといえます。

極端な話、技術も知識もない全くの素人の演奏者が、気の赴くままに音を出しても、JAZZになると言っても過言ではないのかもしれません。勿論、それが人の心をつかむ音楽と成り得るには、高い技術や知識が必要になってきますが、楽曲を選ばない演奏は、演奏者のポテンシャルの幅を広げ、より自由な表現の場となります。

演奏者それぞれの特徴が、より濃く演奏に出るのも即興演奏の面白さの一つです。演奏者独自のひらめきや楽曲に対するアプローチ、演奏方法は、長い時間をかけて、技術の向上とともに形成されていき、唯一無二の音となります。聴き手はその演奏者ごとの~節を楽しむのもJAZZの魅力としています。

 

自由な表現

JAZZを語る時に「JAZZは自由だ」という言葉をよく耳にします。たしかに即興演奏においては、決められたメロディーを奏でる必要がなく、自由に演奏ができるといえるでしょう。しかしながら、少しでもJAZZの演奏経験がある方ならよくご存じかと思われますが、実際に自分が思い描く、格好良い演奏を試みるにあたっては、様々な制約があり、とてもじゃないが自由になんて演奏できないというのが、正直なところではないでしょうか。

では、JAZZ=自由な音楽ではないのかという話になってきますが、そもそも自由とは何か。結論から言うと、制約があって初めて自由が成り立つのではないかと思います。

檻の中で暮らす動物達に自由はありませんが、自由という言葉はあり、自然の中で生きる動物達は、客観的には自由ですが、その動物達は自由を感じて生きているわけではないと思います。

その楽曲を形成する様々な要素は、即興演奏を行うにあたっての制約となり、またそれと同時に自由を生みます。演奏者は与えられた自由の中で、可能な限りの音を模索し、行動範囲を広げ、時には制約を変えたり、壊してみたりと、自らの表現の為に試行錯誤を続けます。その中で新たな発見やひらめきがあり、JAZZは自由なものたらしめる経験と技術が培われていきます。

JAZZは自由と語るのは、熟練の演奏者のみに許される事かもしれませんが、自由を求め続ける演奏者のストイックさと不自由さも魅力であると思います。

 

セッション

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譜面上でのルールさえ把握できれば、誰でも、誰とでも、どんな楽器であれ、気軽にセッションができるのは、JAZZの大きな魅力の一つです。日常の人間関係のわずらわしさなど関係なく、コールアンドレスポンスという言葉の通り、正に音のみで見ず知らずの人と深い対話ができるのは、JAZZぐらいではないでしょうか。

どんなに内気な性格であろうとも、ガサツな言葉遣いであろうとも、音さえ出せればよく、

そこには、性格や性別、人種などは全く意味を成さない、純粋に音のみを楽しむ場があり、奏でられる音も千差万別。JAZZを演奏する意義はこれにあるという演奏者もいるほどで、JAZZは演奏者の為にある音楽だという言葉の所以も、ここにあるのかもしれません。

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